最近は貧困の影響もあり、3人に1人が奨学金制度を使っているそうです。
学生の間はいいのですが、卒業をしてからの返済が大変なのです。
奨学金は借金と同じですので、利息も付きますし、滞納などしたらそれこそ大変です!
しかし近年、奨学金が返済できなくて困っている人は全国で17万人以上もいるのです。
この先そのような滞納者が増えれば、救済措置などが出るようですが、今の所そのような措置はないようです。
借りた奨学金は必ず返済しなければなりません。
奨学金の返済、何が大変なの?
奨学金は種類が2種類あり、1つは無利息なもの、もう1つは有利息なものです。無利息の奨学金は、単純に借りた分の奨学金を毎月13,000円~15,000円を返済していきます。
このくらいなら、毎月のお給料から払えそうですね!
新卒のお給料の平均が16万円と言いますから、ちょっと大変ですが、無理のない金額ですよね。ボーナスの時期に繰越返還などの制度を使ってもよさそうです。
奨学金の返済が大変だ!と叫ばれているのは
有利息の奨学金を返済する場合です!
学生の期間(貸与されている期間)は利息はつかないのですが、大学を卒業して半年後から返済がスタートになり、その時点から利息が加算されます。
最高3%の利息が付きます。
私の知人に20年間にわたって借金をしている、借金の帝王のような人がいるのですが、普通のキャッキングや消費者金融から借りた場合は10%~15%の利息を支払っているそうです。
その借金の帝王からしたら、奨学金の利息が3%なんて、まったくもって大変ではない!と言っていました!
すごいですね~!さすが借金の帝王です。
確かに、消費者金融からキャッシングしている人からしたら、3%の利息なんてかわいいものですよね。
奨学金の話に戻りますと…
有利息の奨学金の返済は毎月3万円~12万円の返済が選べます。これも奨学金の返済が大変なポイントかもしれません!
新卒の社会人が毎月の安月給から3万円返すのは、かなり大変ですよね…。
奨学金の返済を早く終わらせたい!と思う女性のみなさん!
⇒奨学金の返済を最短で完済する裏技を知る
就職できた学生はまだマシです。
就職できなかった人や、病気になってしまって働きたくても働けなくなってしまった人は一体どうなるのでしょうか?
そんな人達にも、奨学金という名の「借金」は課せられます。
払えなくて滞納すればするほど、利息は増えていきますし、返済金額が増えますので、かなり大変ですよね…
http://days-works.xsrv.jp/okane-boshitecho/syougakukin-hensai-dekinai/
個人的な意見を言うと、そもそも奨学金は学校に行きたいけどお金がなくて進学できないから、前借りで授業料を借りる制度です。でも今の時代、大学に行ったからといってお給料の良い会社に就職できる確率はとても低いのです。
よっぽどいい大学に出てしっかりと勉強して、将来のどこの会社に就職してどんな仕事をしていくら稼ぎたいと明確な目標のある人はいいかもしれません。
しかしそのような学生はかなりマレですよね。
ですから、なんとなく奨学金で大学に進学する人は、後から大変な思いをするかもしれません。大学進学もしっかりと将来の事を考えて進学するか考えましょう!
奨学金を返済できないと、もっと大変な事になる?
奨学金を返済できないとどうなるのでしょうか?
まず、奨学金の返済を延滞すると、延滞金が上乗せされて請求されます。
この時点でもうヤバイですよね!
このまま、返済ができないでいると、裁判所から督促が届きます。
さらにそれを無視すると…
ブラックリストに登録され、今後ローンや借金、クレジットカードまで作れなくなります。
それでも無視すると、保証人の親や親族のもとに請求書が届きます。
その後、家族も親戚も払えないようでしたら、自己破産という選択をする人もいます。
奨学金を返済するのも大変ですが、もし返済出来なかった時はもっと大変なのです!
勉強をするために借りた奨学金で自己破産にまで追いやられてしまうのは、ちょっとおかしい話ですよね。
しかし、それが今の世の中なのです。
みなさん大変ですが奨学金はしっかりと返済しましょう。
奨学金の返済を早く終わらせたい!と思う女性のみなさん!
⇒奨学金の返済を最短で完済する裏技を知る
奨学金を返済した人の声
実際に4年制の大学に進学をして、450万円の奨学金を借りた人の声をまとめました。
月2万円の返済を甘く見てはいけない
まだ社会にでていない学生のみなさんは月2万円程度なら、簡単に返済できると思っていませんか?月2万円返済する事はかなり大変なのです。
もしかしたら病気になって働けなくなってしまったら、毎月のお給料が入ってきませんよね。月2万円を12年以上にわたって返し続ける事は大変なのです。
奨学金を借りる前によく考えて!
あなたは奨学金を借りてまで本当に大学に行きたいですか?
奨学金は借金と同じです!返せなければ利息は増えるし、大変な思いをします。
奨学金は返せなければ、のちのち両親に請求が行きます、奨学金を借りるか借りないか?は家族でしっかりと話合ってから決めましょう。
奨学金の返済が大変だと言っている若者とは?
奨学金制度を利用した人のほとんどが、大学を卒業してからの事を考えていなかったようです。大学進学=(イコール)普通の事と思っている学生さんが多くいます。
しかし、大学に行っただけでは、お給料の良い会社で働けるわけではありません。
自分の頑張り次第で、お給料は決まるのです。
大学に進学すると言う事は多額のお金がかかるという事を知らない若者が多いようです。
たしかに、大学に行けばそれなりに高給の仕事に就けるだろうと思っている人にとっては奨学金の返済はかなり大変ですよね。
奨学金の返済で大変な思いをしている人でよくあるパターンは、
「就職出来たけど給料が安いからやめてしまった」
「就職できなかったし、就職する事をあきらめてしまった」
「就職したけど、病気になってしまい働けなくなってしまった」
このような理由で奨学金返済に困っている人が多いようです。
奨学金返済で苦しんでいる人の為に、国がなんとか良い制度を作って、救ってあげられないものでしょうか?