奨学金返済の問題で、不安を募らす学生たちが増えています。
近年では奨学金を借りて大学に進学する学生は2人に1人と言われています。
奨学金を借りて大学に通っている生徒の中には、
「奨学金がなければ進学できなかったが、『これだけ借金を背負って卒業するのか』と考えると不安になる」
と話している学生が何人もいます。
「大学を卒業しても、就職できるかわからない。」
「就職できても病気になってしまったら、働く事が出来なくなったら?」
一体どうやって奨学金を返済すればいいのか?と奨学金返済に対して不安を募らす学生たちが増えています。
奨学金は言い方は違いますが借金です。
利息も最高3%つくのです。
このように、奨学金を利用して進学した学生さんたちは、卒業前から将来について不安を募らせているようです。
奨学金返済の為にアルバイトを掛け持ちして、生活をしている学生さんです。
1日の大半がアルバイトの時間で、学校は2年間留年してしまいました。
卒業に必要な単位が取れずにいます。
しかし、今中退しても、4年間借りた奨学金の返済は残ります。
その額480万円です。
中退してしまうと、今後安定した収入が得られるとは限らない。
そうなってしまったら、奨学金を返済したくても、返済できない。
だから中退する事は出来ない。と話しています。
不安を募らす学生たちの声
「借りたら、卒業後が不安」
「大学に行かないと、やりたい仕事に着けない。」
「自己破産だけは避けたい」
「何のために進学したのか分からなくなっている」
「アルバイトが忙しく勉強に集中できない」
「とにかく将来が不安」
「大学に行かないのも不安、行っても不安」