奨学金返済をしながら一人暮らしできるの?

奨学金返済 一人暮らし

奨学金返済をしながら、一人暮らしって出来るのかな~?

奨学金の返済は、毎月支払うものだから、生活で必要なお金、つまり家賃とか食費と同じ扱いですよね。

毎月のお給料の中から、支払っても一人暮らしの生活は成り立つのだろうか?どのような生活になるのか?気になりますよね。

今回は「一人暮らしで奨学金を返済している人の生活」を詳しく調べてみました。

奨学金返済

奨学金返済にかかる毎月の費用

毎月の奨学金の返済にかかる費用は、平均して、13,000円~30,000円と言われています。

因みに、このペースで返済していくと、16年~19年かかります。

返済金額は、事前に自分で決められるのですが、基本的に20年間が満期になるので、借りた金額によって毎月の支払いが決まります。

もちろん、早く完済したいという方は、毎月の支払い額を高めに設定して、短い期間で完済する事も可能です。

最初は、返済金額を少なく設定して、「繰上返還」をする事もできます。

奨学金返済は長期にわたってお付き合いしていく事になりますので、無理のない返済プランを立てる事が必要です。

これから奨学金を借りようと思っている人は、社会人になった時の事も考えて、いくらづつ返済できそうか?何年くらいで返済したいか?をよく考えて、奨学金を借りる事をおすすめします。

>>奨学金返済について<<

一人暮らしで奨学金を返済しているBさんの生活

Bさんは大手IT企業で働く28歳です、月収は28万円でボーナスはありません。

Bさんは、大学時代に400万円の奨学金を借りました。

今の生活は、家賃6万5000円、光熱費、8000円、通信・インターネット1万5000円、食費5万円(飲み会などの外食もこみ)、奨学金の返済は毎月4万円、親に仕送り2万円です。

そこから、日用品や衣服、交際費を払うと、残りはだいたい5万円位になるそうです。

残った5万円は、貯金しているそうです。

奨学金は、利子の支払いもあるそうなのであと8年程で完済するそうです。

あと8年立つと、Bさんは、36歳です。その間に結婚する事もあるかもしれません。

結婚をした場合の、メリットは2人で働けばもっと稼げるし、2人で暮らすともっと節約できて、貯金も増える事でしょうか。

Bさんの場合は、大手IT企業に就職して、昇給もあったので、一人暮らしでも、普通に生活できています。

一人暮らしで奨学金返済をしている事務職C子さん

C子さんは、大学を卒業後事務職の仕事につきました。

月収は15万円で、家賃は5万円のアパートに住んでいます。

食費は節約をしつつ2万円です、光熱費も節約をしながら5000円で抑えています。

電話とインターネット代で1万円、交際費は月に3万円ほどです。奨学金の返済は月に2万円。

そこから、日用品などを購入したりしても、手元に残るお金がほとんどありません。

C子さんは、就職してから貯金ができていません。

そのため、もし病気などで、仕事が出来なくなったとしたら、生活できなくなります。

今の状況は怖いとC子さんも話されています。

交際費の3万円は使いすぎだと自覚しているのですが、結婚願望のあるC子さんにとって、交際費はケチれないのです。

早くいい人と出会って結婚がしたいそうです。

一人暮らしで奨学金返済をしている図書館司書Y子さん

Y子さんは、大学を卒業後、図書館司書として働き始めました。

大学で資格を取ったのがきっかけで、図書館司書として働く事になりました。

しかし、正社員空きがなく非常勤職員として働く事になりました。

月の収入は12万円程度で、奨学金の返済にあてるお金がなく、かなり厳しい生活をしているそうです。

それでも、奨学金の返済は怠れないので、休日は本を読むなどして過ごし、ならべくお金を使わない生活を心がけているそうです。

一人暮らしで奨学金を返済している風俗嬢A子さん

A子さんは、シングルマザーで子供がいます。

離婚する前は元旦那が、奨学金の返済をしてくれていたのですが、離婚してから、A子さんが自分で奨学金を払う事になってしまいました。

A子さんは、初めは普通の仕事をしていたのですが、体力的にも精神的にも辛く、体を壊してしまいました。

しばらくお休みをして職場に復帰したのですが、大変さは代わりなく、今のままこの生活をしていてはヤバい!と思い、風俗の仕事を始めました。

最初は、2時間働くだけで3万円ほど稼いでいるそうです。

今は風俗1本で働いているそうです。

奨学金の返済は月に2万円づつしています。

風俗の仕事はシングルマザーの為の待遇(託児所とか寮とか)があるので、使えるものは全て利用しているそうです。

奨学金返済

一人暮らしで奨学金は返済できる?

一人暮らしで奨学金を返済する事はもちろん出来ます。

支給されるお給料によって、生活の質は変わりますね。節約を余儀なくされる事もあるでしょう。

一人暮らしで奨学金を返済する時に気を付けたい事は、返済プランを低く設定する事です。

早く返済したい気持ちはわかりますが、一人暮らしのうちは、一番低い返済金額に設定して、余ったお金は貯金にまわしましょう。

一人暮らしで怖い事は、自分が病気になったり働けなくなった時の事です。

将来何があるか、分かりませんので、貯金は必ずしておく事をおすすめします。

そのうち、結婚する事になって誰かと同居する事になれば、生活にかかる費用も減りますので、貯金も増えるし、生活に余裕がでてきます。

奨学金の返済を早く済ませてしまいたい!という気持ちはわかりますが、無理せず着実に淡々と返済する事がおすすめです。
奨学金返済

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